交通事故後の自律神経症状 | えんどう鍼灸接骨院

交通事故後の自律神経症状

   

           
  • 交通事故のあと、首が痛くて回らない
  • 急に動くと吐き気がする
  • 頭が重くて集中できない
  • 耳鳴りや肩こり、倦怠感が続く
  • 夜眠れず、日中はだるさが抜けない 

これらは、交通事故のむちうちによって起こる自律神経症状かもしれません。

単なる首の痛みだけでなく、全身に不快な症状が広がるのが特徴です。

むちうちで自律神経症状が起きる原因は?

交通事故では、体に大きな衝撃が加わります。特に首はデリケートで、自律神経と深く関わる部分です。

(1) バレ・リュー型むちうち症

むちうちのタイプのひとつで、首の損傷が原因となり、自律神経が乱れて頭痛・めまい・吐き気・耳鳴り・不眠などが出ることがあります。

(2) 神経や血流の乱れ

事故の衝撃で首の筋肉が硬くなると、血流が悪くなり、神経も圧迫されます。その結果、自律神経がうまく働かなくなります。

(3) 精神的ストレス

交通事故そのものの恐怖や不安も、自律神経を乱す大きな要因になります。

自律神経症状が改善しない・悪化する理由は?

むちうちによる自律神経症状が長引くのは、体の回復力と生活習慣の悪循環が関係しています。

  • 首のこりや姿勢の悪さを放置する

  • 薬で痛みを抑えるだけで根本のケアをしていない

  • 「まためまいが出るかも」と考えて不安が強くなる

こうしたことが続くと、症状はさらに悪化してしまいます。

自律神経症状を改善する方法は?

接骨院では、むちうちによる首の不調と自律神経の乱れを両方からケアします。

(1) 首や姿勢を整える

首の筋肉や骨格のゆがみを調整することで、神経や血管の圧迫を減らし、自律神経のバランスを取り戻します。

(2) 筋肉の緊張をやわらげる

手技療法や鍼灸を使って首・肩まわりのこりをほぐし、血流を改善。呼吸が深くなり、体がリラックスします。

(3) 自律神経を整えるリハビリ

深呼吸法や軽いストレッチを取り入れることで、副交感神経(リラックス神経)が働きやすくなります。

(4) 生活習慣のアドバイス

  • 睡眠のリズムを整える

  • 就寝前はスマホを控える

  • 軽い運動を続ける

日常生活を見直すことで、自律神経の回復が早まります。

家田幸一郎

執筆者:家田 幸一郎

柔道整復師/カイロプラクタ― (業界歴17年)

米田柔整専門学校、日本カイロプラクティック専門学院卒業。
えんどう鍼灸接骨院は、身体を治療して楽になるのはもちろんですが、心も前向きになれる…そんな地域の(かかりつけ総合鍼灸接骨院)です。