肘部管症候群
- 小指や薬指がジンジンしびれる
- 手のひらの力が入りにくい
- ペンを持つと指がうまく動かない
- ドアノブを回したり、物を持ったりするのがつらい
- スマホやパソコンを使っていると、だんだん指が重だるい
こうした症状がある場合、肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)かもしれません。
症状を放っておくと、手の感覚が鈍くなったり、指が動かしにくくなることもあります。早めに正しい対応をすることが、とても大切です。
肘部管症候群になってしまう原因は?
肘部管症候群とは、肘の内側を通る「尺骨神経(しゃっこつしんけい)」が圧迫されて、手や指にしびれや違和感が出る病気です。
この神経は、ちょうど「ひじのくるぶし」の後ろを通っています。そこが長い時間、圧迫されたり、ひねられたりすると、神経にトラブルが起きるのです。
主な原因
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長時間の肘の曲げ伸ばし(スマホ・パソコン・読書・寝る姿勢など)
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スポーツや仕事での使いすぎ(テニス、野球、大工、介護など)
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ひじを強く打ったことがある(過去のケガや骨の変形)
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加齢や姿勢の悪さ(猫背や巻き肩も関係)
毎日の習慣の中で、少しずつダメージがたまっているケースも多いです。
肘部管症候群が改善しない、悪化する理由は?
改善しない・悪化してしまう主な理由
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しびれや違和感を我慢して使い続ける
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肘を曲げっぱなしにする姿勢が多い(特に就寝中)
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スマホ・パソコンを長時間使っている
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ストレッチやケアをまったくしていない
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病院や整体に行くタイミングを逃した
神経は一度圧迫されると、自然に治るまでに時間がかかることがあります。だからこそ、早めの対処が大切です。
肘部管症候群の改善方法は?
名古屋市西区のえんどう鍼灸接骨院では、「体のゆがみや姿勢を整える」「神経の通り道を楽にする」「生活の中の負担を減らす」ことを目指して施術を行います。
主な施術内容
① 姿勢と動きの見直し
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猫背や巻き肩の改善
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肘を曲げすぎない生活スタイルの提案
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肘や肩、首の動きをよくする調整
② 筋肉・関節のゆるめと調整
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肘・腕・首・背中の筋肉の緊張をゆるめる
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神経の通り道を広げる手技療法
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動かしにくい関節をやさしく整える
③ テーピング・サポーターの提案
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肘に負担がかからないようサポート
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就寝中の肘の曲げすぎ予防にも有効
④ 指・腕の運動とリハビリ
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手や指の動きを取り戻す簡単エクササイズ
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自宅でできるストレッチやセルフケアもご紹介
⑤ 生活動作のアドバイス
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スマホやパソコンの使い方
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お仕事や家事での体の使い方を一緒に見直します
「痛いところをマッサージするだけ」ではなく、根本から改善できる方法を一人ひとりに合わせて提案します。